第18回日本 Men’s Health 医学会第 9 回テストステロン研究会プログラム | 日本Men’sHealth医学会

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第18回日本 Men’s Health 医学会
第 9 回テストステロン研究会
プログラム

7 月 14 日(土)


第 1 会場(未来館ホール)

 

8:50~9:00

開会挨拶
第 18 回日本 Men's Health 医学会 会 長 堀江 重郎(順天堂大学大学院医学研究科泌尿器外科学)
第 9 回テストステロン研究会 代表世話人 川戸 佳(順天堂大学大学院医学研究科泌尿器外科学)

 


第 9 回テストステロン研究会

9:00~10:30 (共催:あすか製薬株式会社)

テストステロン研究会シンポジウム
「性ホルモン研究の最新のトピック」
座長 川戸 佳(順天堂大学大学院医学研究科泌尿器外科学,帝京大学薬学部)
井手 久満(獨協医科大学埼玉医療センター泌尿器科)

TSY-1 植物性香気成分は更年期女性の唾液中テストステロン濃度を増加させる
篠原 一之(長崎大学大学院医歯薬学総合研究科神経機能学分野)
女性の更年期障害諸症状の一部はテストステロンの減少によってもたらされる ことが知られている。しかし、日本では更年期女性へのテストステロン補充療 法はあまり普及していない。アロマテラピーで使用される精油の香りは、伝統 的に更年期症状を緩和する効果が期待されてきたが、近年ではその薬理的な作 用にも注目が集まっている。本講演では、この薬理的な作用としてのアロマテ ラピーの可能性について話す。

TSY-2 女性においてアンドロゲンが栄養代謝機能に及ぼす影響とその機序
岩佐 武(徳島大学医歯薬学研究部産科婦人科学分野)
男性ではアンドロゲンの不足が栄養代謝状態に悪影響を及ぼすのに対して、女 性ではアンドロゲンの過剰が悪影響を及ぼすというのが我々産婦人科の共通の 認識です。同じホルモンであっても男女で作用が異なる点に興味を持ち、研究 を続けています。本シンポジウムでは、これまでに得られた研究結果を紹介さ せていただく予定です。

TSY-3 性ステロイドホルモンによる社会行動の制御
小川 園子(筑波大学人間系行動神経内分泌学研究室)
個体の一生を通して見られる様々な社会行動の表出の基盤には、個体の発達段 階の各々に特徴的なホルモンレベルの変動とホルモン受容体の発現がある。本 講演では、生殖腺から分泌される性ステロイドホルモンが、脳内に局在する受 容体に、性特異的、発達時期特異的および脳領域特異的に作用することによっ て、社会行動を支える神経ネットワークの構築や適応的な行動表出とその性差、

TSY-4 ヒトにおける 11-ケトテストステロン産生と機能
矢澤 隆志(旭川医科大学生化学講座細胞制御科学分野)
これまで魚類にしかないと考えられていた 11-ケトテストステロンが、ヒトに おいても存在し、安定なアンドロゲン活性を有することを明らかとなった。

 


第 18 回日本 Men's Health 医学会

10:40~12:10 (共催:中外製薬株式会社)

シンポジウム 1「膀胱がんから男性を救え」

日本医師会生涯教育単位「65 排尿障害(尿失禁・排尿困難) 1.5 単位」
座長 三股 浩光(大分大学医学部腎泌尿器外科学講座)

SY1-1 膀胱がんのリスクと予防
武藤 智(順天堂大学大学院医学研究科泌尿器外科学)
喫煙が膀胱癌の最も重要なリスク因子であることが示されているが、喫煙以外 に、化学物質や食事を含めた生活習慣が膀胱発がんに関わっていると考えられ ている。乳酸菌 シロタ株や、セレニウムやビタミン D の膀胱発がん予防効果 が期待されている。筋層非浸潤性から浸潤性への進展を防ぐことは治療効果に 直接結びつく。再発および進展リスクを予測するためにさまざなリスク分類が 使われている。

SY1-2 バルーン塞栓動脈内抗癌剤投与法(BOAI)によるシスプラチン投与と血液透析とを併用 する集学的治療
東 治人(大阪医科大学腎泌尿器外科)
骨盤内への極めて高濃度の抗癌剤投与と、放射線照射を併用することによって、 骨盤内への微小転移を死滅させ、転移予防と生存率向上に貢献します。膀胱を 温存する目的よりも、むしろ、生存率向上を目的とした治療であるという点が この治療の最も重要なポイントです。

SY1-3 筋層浸潤膀胱がんの治療戦略:腫瘍制御と機能温存を両立するロボット膀胱全摘除術
大山 力(弘前大学医学部泌尿器科学講座)
筋層浸潤膀胱がんは悪性度が高いため、従来の手術療法のみでは十分な生存期 間さえ望めないのが現状です。そこで私たちは、ひとつの治療戦略として術前 化学療法とロボット支援膀胱全摘除術を組み合わせた治療法を開発しました。 ロボットを使用することで、神経温存膀胱全摘除術が容易になり、回腸新膀胱 によって自然な排尿が可能になります。

 

12:20~13:20 (共催:日本新薬株式会社)

ランチョンセミナー1 「男性医学 2018」

日本医師会生涯教育単位「82 生活習慣 1 単位」
座長 大山 力(弘前大学医学部泌尿器科学講座)
演者 堀江 重郎(順天堂大学大学院医学研究科 泌尿器外科学)
超高齢社会においてどの男性もハツラツとして社会参画できること、これがメンズヘルスの目標です。疾患を診断し、治療するモデルから、健康リスクに応じた健康管理、社会参画への意欲・体力の維持をどうサポートできるかが課題となってきます。
このセミナーでは、思い切って未来の男性医学を考えてみたいと思います。
VRとゲノム医療について話すつもりです。

 

13:30~14:00

特別講演 1

日本医師会生涯教育単位「4 医師-患者関係とコミュニケーション 0.5 単位」
座長 堀江 重郎(順天堂大学大学院医学研究科泌尿器外科学)

「最強の男性マネジメント」 Moogwi Kim(作家)
「最強の健康法」(ソフトバンククリエイティブ)を執筆するにあたり、50人以上の日本を代表する名医・健康専門家の話を伺ってきた。その内容を、東京大学医学部准教授の中川恵一先生にダブルチェックして頂き、さらにその内容を順天堂大学教授であり、日本Men’s Health 医学会の理事長も務められる堀江重郎先生にトリプルチェックして頂いたのがご縁で、今回、講演させていただく機会を頂いた。健康知識・医学知識のない普通のビジネスパーソンの立場で何をお話すべきか考えたところ、堀江重郎先生と相談し、以下のポイントに関して共に議論できれば幸いである。
まず一点目は、「正しい医学的知識を、信頼できるドクターが発信することの重要性」である。第二点目として論じたいのは、「いつまでもハツラツとしているビジネスパーソン」の特長と、そのニーズを顕在化させる方策である。学会当日、皆様とこれらのトピックについて共に議論させていただく機会を、楽しみにしています。

 

14:00~14:30

招請講演 1

日本医師会生涯教育単位「6 医療制度と法律 0.5 単位」
座長 宮崎 良春(薬院ひ尿器科医院) 「これからのメンズヘルスを考える」
今村 聡(公益社団時法人日本医師会)
わが国の平均寿命は、年々、過去最高を更新しており、男女ともに世界最高水準を維持しているが、男女の差をみた場合、男性は女性に比べて約6年も短い。
いわゆる「健康寿命」の男女差は約2.6年であり、この結果から女性の不健康期間が長く、その対策のみに目がいきがちであるが、男性は疾病を抱えて早く亡くなる傾向にあるということに着目する必要がある。
近年、男性ホルモン(テストステロン)の低下は、肥満やメタボリックシンドロームのほか、うつ病、フレイル、認知症の発症との関係も指摘されており、男性の予防・健康づくりを考える上で、従来の食事、飲酒、喫煙等に加えて、テストステロンは重要な指標の1つであるといえる。
すなわち、上記疾患への対応等を個別に考えるのではなく、一元的なテストステロンの低下等に着目した適切なアプローチを行うことで、男性の予防・健康づくり、ひいては医療財政の改善等に、より大きなアウトカムを得られる可能性がある。
こうした観点について、地域住民の健診・検診や治療に携わる地域のかかりつけ医、あるいは労働者の健康管理に携わる産業医がいかに気づき、適切な保健指導や専門的な医療機関への早期受診に結びつけるかが重要であることは論を俟たない。
さらに、国際的に見ても、WHOはMen’s healthを推進することを加盟国に推奨しているが、わが国の平均寿命、健康寿命の水準を更に引き上げるためにも、医療関係者はもちろんのこと、地域の自治体、医療保険者、各企業等は、こうした性差による健康リスクの違いというものを正しく理解し、適切な対策を講じることが求められている。

 

14:40~15:20

遠隔医療 2018

座長 今村 聡(公益社団法人日本医師会)
森下 竜一(大阪大学大学院医学系研究科臨床遺伝子治療学)

RM-1 オンライン診療の現在と未来
武藤 真祐(医療法人社団鉄祐会)
平成 30 年度診療報酬改定にて初めて「オンライン診療」に保険点数がついた。 私たちは 2016 年から福岡市・福岡市医師会とオンライン診療の実証を行って きた。その結果として、オンライン診療料等の算定評価や、オンライン診療に 関する国の指針に対しても一定の有用なデータを提供できたと考えている。こ れらの経験とシンガポールでの活動を踏まえて次世代の医療はどのようにある ことが望ましいのか考えたい。

RM-2 健康寿命延伸に資するオンライン健康支援事業の未来
木村 大地(株式会社リンケージ)
健康寿命延伸の手段である禁煙は、外来通院の完遂率は29.8%と低く、積年の課題でした。「あきらめない健康支援」を掲げ、2013年海外駐在員向けに開発したオンライン面談システムを2015年に特定保健指導に展開し、2016年から保健事業(自由診療)下でオンライン禁煙外来を開始した。新たな文化である事業運営に際し、多くの健康保険組合とリンケージ(連動)しながら、どのように課題解決しているかを共有します。

 

15:20~16:00 (共催:ファイザー株式会社)

シンポジウム 2「排尿障害から見る在宅医療と遠隔医療」

座長 佐藤 嘉一(医療法人社団三樹会病院)

SY2-1 在宅療養患者での排尿障害の排尿障害の特徴と要点
青木 裕章(医療法人社団鳳優会あすかホームケアクリニック)
在宅医療は国の政策もあり、以前より一般的になりつつある環境にあります。 しかし、泌尿器科はまだまだ数少ないのが現状であり、在宅医療ではコンサル テーションがままならない環境にあると思われます。在宅医療に対して泌尿器 科医として何ができるのか、明日からの診療の参考になるような情報を提供さ せていただきます。

SY2-2 地域における健康増進 ~「快尿」への取り組み~
松本 成史(旭川医科大学病院臨床研究支援センター)
医療に関わるさまざまな職種や地方自治体等との積極的な関与・連携により、 現在の地域における健康増進の取り組みに「排尿障害」についての啓蒙や予防 を結びつけることで、「排尿障害」に対する抗加齢・予防医学になると思われる。 「快尿」を目標にしたさまざまな取り組みについて紹介させて頂くつもりである。

 

16:05~17:25 (共催:ロート製薬株式会社・株式会社日本ルミナス社)

シンポジウム 3「女性医師から提案する男性の健康」

座長 鈴木 眞理(政策研究大学院大学保健管理センター)

SY3-1 血流と生活習慣病~メンズヘルスの視点より~
赤澤 純代(金沢医科大学総合内科女性総合医療センター)
"人は毛細血管ともに老いることが非観血的な毛細血管の観察により予測でき るようになってきた。慶応大学の伊藤裕先生が提唱したメタボリックドミノの 図の中の糖尿病の合併症の部分で 合併症が進展する大血管の検査はいくつかあるが、最近、非観血的に毛細血管 を見ることにより健康と病気の間の未病へのアプローチができるようになって きたことをご紹介したいです。"

SY3-2 瞳のアンチエイジング
大倉萬佐子(アイクリニック天神)
眼からのアンチエイジングアプローチを解説します。

SY3-3 Men’s Beauty Promotion が社会を変える?
小栁衣吏子(AOHAL CLINIC)
Men’s Health Promotion は、Men’s “Beauty” Promotion から!男性の 健康意識を変えるには、カラダや性の能力低下の恐怖訴求に加えて、「男性の美容」の効能を知っていただくことも効果的です!この講演では、男性の美容治 療の実例を通して、みなさまに「Men’s Beauty Promotion が社会を変える か?」をご一緒に考えていただきたいと思います。

SY3-4 Men's Health を極める最新食トレンド
渡邉美和子(東京ミッドタウンメディカルセンター)
Men’s Health の指導における食指導のポイントをわかりやすく解説。推奨 される食材、食べ方、不規則なライフスタイルに合わせた個別指導のコツをま とめています。また、医学的に長らく第一選択であったカロリー制限食に代わ る低糖質食や地中海食、マクロビオティック、グルテンフリーなど最新の食の トレンドについても、患者さんのモチベーションを下げることなく検査結果等 を用いて医学的実践につなげる指導法を提示します。

 

17:30~18:30 (共催:武田薬品工業株式会社)

イブニングセミナー1「男性のバイオマーカーをセンスする」

日本医師会生涯教育単位「65 排尿障害(尿失禁・排尿困難) 1 単位」
座長 井手 久満(獨協医科大学埼玉医療センター泌尿器科)


ES1-1 PSA 関連マーカーの Natural history をセンスする
伊藤 一人(医療法人社団美心会黒沢病院)
前立腺がんは 20 歳代から微小がんが発症しているが、その後に、臨床がんに至 るまでの自然史については、検証が困難であった。我々は、当施設の人間ドッ ク、群馬県内の前立腺がん検診コホート、前立腺微小がん発症と臨床がん進展 への食環境因子の影響を検証するコホート研究において、長期間縦断的に検証 が可能なデータベース構築しており、それらの研究結果から、PSA 関連マーカ ーの Natural history をセンスする。

ES1-2 男性に特有の疾患のバイオマーカー:PSA・テストステロン・ヘモグロビンについて
松下 一仁(聖路加国際病院泌尿器科)
男性に特有な疾患として、前立腺肥大症、前立腺がん、勃起不全(ED)、男性 不妊、精巣腫瘍、男性更年期障害(LOH 症候群)、そして男性型脱毛症(AGA) などが挙げられる。男性更年期障害のバイオマーカーとしてこれまでテストス テロン(T)が使用されてきたが、日常臨床において T 値のみでは病状を把握でき ないことはしばしば経験する。講演の中では男性更年期障害において PSA がサ ロゲートマーカーとして使用できるか検証する。

 


第 2 会場(イノベーションホール)

 

10:40~12:10

一般演題

(第 9 回テストステロン研究会・第 18 回日本 Men’s Health 医学会合同)

12:20~13:20 (共催:株式会社吉野家ホールディングス)

ランチョンセミナー2

日本医師会生涯教育単位「82 生活習慣 1 単位」
座長 竹山 春子(早稲田大学理工学術院生命医科学科生命分子工学研究室)
「機能性表示食品「牛丼の具」の開発」
辻 智子(株式会社吉野家ホールディングス)
メタボリックシンドロームが心配で、牛丼を敬遠されている方に向けた商品を 開発しました。牛丼の栄養評価を行い、血糖値、血圧、中性脂肪に関与する機 能性素材を配合した3種の機能性表示食品を、昨年度消費者庁に届出し、受理 されました。血圧を気にする方のための商品は、おいしさを損ねないで25% の減塩化も行っています。当日はこの減塩した GABA 入り牛丼を暖かい状態で ランチとして提供させていただきます。

 

15:00~16:00

男を治す!男性医学「男性40歳からの超体内革命ー更年期から熟年期はかけての攻めの健康医学確立をー」

日本医師会生涯教育単位「82 生活習慣 1 単位」
座長 松田 公志(関西医科大学腎泌尿器外科学講座)
演者 熊本 悦明(日本メンズヘルス医学会名誉理事長、札幌医大名誉宇教授)
人生100年時代となり、かつて人生50年と言われていた過去に比べ、倍の人生を歩まなくてはならなくなって来ている。その長い一生を、それなりに生き甲斐を感じながら、元気に暮さねばならないことを考えれば、医学的には大変な時代になった訳である。ただ、長生きしただけでは意味がないとすれば、その長寿を、可能な限り元気でやる気があり、楽しく過ごすには、如何にすべきか? 我々医学に課せられた大きな課題となっている。

 

16:05~17:25 (共催:コニカミノルタ株式会社)

シンポジウム 4「男性のゲノム医療」
座長 守山 敏樹(大阪大学キャンパスライフ健康支援センター)

SY4-1 遺伝学的検査と予防先制医療
田口 淳一(東京ミッドタウンクリニック)
遺伝学的検査は身近なものになり、一生の健康を左右する情報が広く適度な価 格で使用できるようになってきました。そのためには医療者教育を含むサポー ト体制の確立が急務であり、遺伝専門家や信頼できる検査機関との協同が重要 です。

SY4-2 男性におけるがんとゲノム異常
中川 英刀(理化学研究所生命医科学研究センターがんゲノム研究チーム)
男性は、女性に比べて圧倒的にがん発症比率が高く、男性特有のゲノム関連因 子やゲノム不安定の要素が想定される。男性特有の前立腺がん、肝臓がん、食 道がんの網羅的ゲノム解析を通してみつかってきた性差と関連するゲノム的知 見について発表する。また、男性特有の Y 染色体のゲノム変異やその不安定に ついても概説し、Y 染色体での男性のおけるゲノム異常、多型と男性の健康や 疾患との関連について議論する。

SY4-3 前立腺がんのゲノム医療
永田 政義(順天堂大学大学院医学研究科泌尿器外科学)
近年罹患率が増え、ついに我が国の男性のがん罹患率の 1 位となった前立腺が んは、男性がん医療の話題になくてはならない疾患である。前立腺がんの治療 は近年多くの選択肢が増えてきたものの、やはり全ての患者へ恩恵のある理想 的な治療はない。米国から発信された”Precision Medicine”というゲノム情報 をもとにして最適な疾病の治療や予防を行なうという最新医療は、前立腺がん にも適応されつつあり、この話題ついて解説する。

 

17:30~18:30 (共催:キッセイ薬品工業株式会社)

イブニングセミナー2「男性の排尿障害をこう直す」

日本医師会生涯教育単位「65 排尿障害(尿失禁・排尿困難) 1 単位」
座長 岡田 弘(獨協医科大学埼玉医療センター泌尿器科)

ES2-1 排尿で人を元気にする方法~排尿障害を病院医療から在宅医療の現場までつぶさにみて~
斎藤 恵介(順天堂大学医学部附属静岡病院)
元気な高齢者、介護負担の少ない高齢者を増やすにはどのようにしたら良いか。病院診療から在宅診療までをつぶさに見ていくと、人が老いていく過程のそれぞれの段階で排尿障害が人の活力や元気に関係していることに気がつく。中高年男性が多く悩む前立腺肥大症治療についての治療選択やその効果をアンチエイジングの観点から考える。また、寝たきり患者に対する排尿障害治療の重要性を在宅医療の現状を解説しながら考える。

ES2-2 難治性排尿障害、その病態に迫る
横山 修(福井大学医学部泌尿器科学)
メンズヘルスにおいて、下部尿路機能の障害は重要な課題であるが、肥満やメ タボがなぜその機能に影響するのか未だ解明されていない。われわれは前立腺 に注目し、肥満やメタボに伴う炎症がその本質である可能性をこれまで指摘し てきた。その一連のメカニズムを解説し、今後の治療に結び付く提言をしたい。 懇親会会場(木星)

18:30~20:00 会員懇親会を開催いたします。本学会に参加登録された方は、無料でご参加いただけます。 どうぞご予定ください。

 


7 月 15 日(日)


第 1 会場(未来館ホール)

 

9:00~10:00 (共催:大塚製薬株式会社)

シンポジウム 5「メンズヘルスとメンタルヘルス」
座長 片山 成仁(医療法人財団成仁)

SY5-1 うつ病患者の性機能障害に関連する 2,3 の事柄
功刀 浩(国立精神神経医療研究センター神経研究所疾病研究第三部)
うつ病患者の性機能障害に対して、テストステロン以外の2、3、の臨床的観 点、すなわち、肥満、抗うつ薬とドパミン、亜鉛欠乏などについて述べたい と思います。臨床にすぐに役立つのではないかと思います。

SY5-2 うつ病とテストステロン
渡部 芳德(医療法人社団慈泉会市ヶ谷ひもろぎクリニック)
精神科医はLOH症候群の症状である身体症状(体の痛み、筋力の低下)・精神症状(抑うつ気分、不安、不眠)を訴える患者に対して、採血せずにうつ病と診断し治療を開始する。精神科医はそもそもLOH症候群を信じていない。一方、泌尿器科医は上記症状に性機能症状を加えてFTの低下を確認しARTを開始するが、背景にある気分障害の存在をあまり意識しない。精神科医・泌尿器科医が如何に共通の認識を持つようになったか?を講演する。

SY5-3 男性更年期の精神症状
天野 俊康(長野赤十字病院泌尿器科)
男性更年期障害は、自覚症状と男性ホルモン値から診断していくが、種々の症 状が男性ホルモンの低下のみでは説明しきれない。様々なストレスにより自覚 症状が発症し、さらにその結果として男性ホルモン自体が低下する場合もある。 また男性更年期障害では、既にその多くが精神科的症状を有し、治療も受けて おり、精神症状に留意することは重要である。治療としては、男性ホルモン補 充による診断的治療といった対応も必要である。

 

10:10~11:40 (共催:第一三共株式会社)

シンポジウム 6「男性の生活習慣病 新しい展開」

日本医師会生涯教育単位「82 生活習慣 1.5 単位」
座長 秋下 雅弘(東京大学老年病科)

SY6-1 食塩の摂り過ぎで生じる全身の異常 西山 成(香川大学医学部薬理学)
「体内の塩分レベルは常に一定なのだろうか?」という疑問を持ったことはな いでしょうか? 少なくとも私達は違うと考えています。これまで研究してきた「塩辛いものを 食べ続けると身体の調子が悪いメカニズム」について、エピソードも交えて紹 介できればと思っています。

SY6-2 男性の生活習慣病にワクチンで挑む
森下 竜一(大阪大学大学院医学系研究科臨床遺伝子治療学)
生活習慣病に対する新規治療法としてのワクチンの可能性を紹介する。

SY6-3 選択的アンドロゲン受容体修飾剤の可能性
柳瀬 敏彦(福岡大学病院内分泌・糖尿病内科)
わかっているようで、よくわからないのがテストステロンの世界。テストステロンの本来持つ生理学的意義は何なのか?、LOH症候群とは何を反映した病態なのか?、その診断に本当にAMSは適切な有用か?、筋肉や骨だけに作用するようなテストステロンの有益作用だけを引き出す夢の創薬は可能なのか?、こういった観点から論じてみたい。

 

11:50~12:50 (共催:ロート製薬株式会社)

ランチョンセミナー3「男性不妊における最近の知見と今後の展望」

日本医師会生涯教育単位「11 予防と保険 1 単位」
座長 藤澤 正人(神戸大学大学院医学研究科腎泌尿器科学分野)

LS3-1 男性不妊における最近の知見と今後の展望
辻村 晃(順天堂大学医学部附属浦安病院泌尿器科)
これから挙児を希望する男性ですら、すでに精液所見が悪化している方が多数 存在する。さらに晩婚化の風潮はこの傾向を助長する。生活習慣の改善など、 若い頃から精液所見の劣化を予防できる手立てを踏まえて講演する予定であ る。

LS3-2 精液成分が決定する精子の直進運動性 ~その持続時間に関するミトコンドリア内セントラルドグマと酸化ストレスとの関係~
島田 昌之(広島大学大学院生物圏科学研究科)
精子の直進運動は,子宮頸管を通過し,子宮から卵管へと上向するために必須 である.この直進運動が,精子中片部でのミトコンドリア機能に依存すること を見いだした.さらに,電子伝達系で ATP 合成時に産生される活性酸素が,ミ トコンドリアゲノムを不安定化させ,それが精子の運動可能時間を決定するこ とを明らかとした.現在,抗酸化因子を添加した精子処理液の開発,および摂 取による精子無力症への改善効果の検討を行っている.

 

12:55~13:10 評議員会・総会

 

13:10~13:50 (共催:アンファー株式会社)

特別講演 2 日本医師会生涯教育単位「1 医師のプロフェッショナルリズム 0.5 単位」
座長 堀江 重郎(順天堂大学大学院医学研究科泌尿器外科学)
「黄昏流星群にみる男性の生き方」 弘兼 憲史(漫画家)
団塊の世代が 50 歳を迎えた頃、この世代をターゲットにした中高年の恋愛漫 画があってもいいじゃないかと、考えていました。それが、「黄昏流星群」です。 中高年の恋愛はお互いを看取る先が閉じたもので、その分、最後の恋という点 で深い趣がありますね。僕は究極のプラス思考だと言われますが、その根本に あるのは“人生楽しんだもん勝ち”という精神です。短い時間ですが、弘兼流 楽しく生きるコツをお話しできたらと思っています。

 

13:50~14:20

招請講演 2

日本医師会生涯教育単位「6 医療制度と法律 0.5 単位」
座長 堀江 重郎(順天堂大学大学院医学研究科泌尿器外科学)
「健康長寿社会においてさらに必要とされる男性医療」 鴨下 一郎(自由民主党衆議院議員、日本大学医学部客員教授、藤田衛生保健大学客員教授)
– 持続可能な社会保障制度
– 日本の医療構造と男性医療の可能性
-「人生100年時代」「70歳現役」を支える医療

 

14:20~14:40

教育講演「ひとに寄り添うICT医療〜Life x Tech〜」​

座長 森下 竜一(大阪大学大学院医学系研究科臨床遺伝子治療学)
演者 高尾 洋之(東京慈恵会医科大学総合医科学研究センター先端医療情報技術研究部)
近年、ICTが日本では急速に進んでいる。ICTの代表と言えば、携帯やスマートフォンである。その普及率はめざましいもので、携帯電話は約80%そのなかでもスマートフォンは、約60%の方が持っているという調査結果が出ている。ほとんどの人が持っているICTの代表である携帯は、ひとに寄り添っているといえる。私たちはこれを、“Life x Tech”と呼び、健康管理や医療に使用できる。今回、このような視点から最新のスマートフォンを用いた健康管理や医療現場での応用を解説する。2050年に向けた日本の未来医療とは、健康と医療の連携の場が新しい病院の形である。

 

14:45~16:15 (共催:コンディショニング研究会)

シンポジウム 7「男性のコンディショニングを高める!」

日本医師会生涯教育単位「82 生活習慣 0.5 単位」
座長 堀江 重郎(順天堂大学大学院医学研究科泌尿器外科学)
西沢 邦浩(日経 BP 社日経 BP 総研メディカル・ヘルス ラボ)

SY7-1 トップアスリートのコンディショニング最前線
杉田 正明(日本体育大学体育学部)
トップアスリートのコンディショニング最前線について、日本オリンピック委 員会の情報・科学サポート部門長や日本陸上競技連盟科学委員会の委員長とし て、オリンピックや世界選手権代表選手に実際に行っている取り組みついて紹 介をさせていただきます。

SY7-2 Dehydroepiandrosterone(DHEA)と Men's Health
満尾 正(満尾クリニック)
Dehydroepiandrosterone(DHEA)は抗加齢医療の中でも極めて重要な栄養素 であり、血中 DHEA-S を測定することは、加齢によるホルモンバランスの変化 を知るうえで欠かすことできない検査項目の一つです。今回は男性外来患者に おける DHEA-S 濃度の分布、DHEA 投与による DHEA-S やフリーテストステ ロン値の変化などについて実際のデータを提示します。

SY7-3 エビデンスから導かれた日々のコンディショニングに男性が取り入れたい 3 つの習慣
川田 浩志(東海大学医学部内科学系血液腫瘍内科)
コンディショニングで重要なのが、メンタル、食事、身体の3つの管理を意識 することである。それらが三位一体となってはじめて、ベストのコンディショ ンがもたらされ、仕事へもプラスに反映される。今回はとくにメンズ・ヘルス という側面で、メンタル・食事・身体の管理のなかから、それぞれ1つずつ厳 選してご紹介し、どのようにすれば習慣を維持することができるのか、自身の 実践例をまじえて考えてみる。

SY7-4 「コンディショニング研究会」と現代人に有効なコンディショニングファクトの検討
西沢 邦浩(日経 BP 社日経 BP 総研メディカル・ヘルス ラボ)
生体指標から身心の調子を可視化し、最適なアプローチ法で調整を図り、競技 会や試験といった重要な局面にベストなコンディショニングで臨むための科学 を研究する「コンディショニング研究会」が発足した(2017 年 3 月)。この研 究会の概要と活動内容を報告するとともに、最新のコンディショニングに関す るエビデンスを紹介する。

 

16:20~17:50

男性の機能性食品セミナー

座 長:中神 啓徳(大阪大学大学院医学系研究科健康発達医学寄附講座)
    武田 典子(茨城県薬剤師会常務理事、つくば薬剤師会会長)

「妊孕性に対するサプリメントの可能性~抗酸化成分による精子への作用から~」
愛宕 世高 (ロート製薬株式会社医薬開発部)

「小林製薬の男性更年期向けサプリメント ~海馬にも海綿体にも血流求め~」
伊藤 雄気 (小林製薬株式会社通販事業部研究開発部ヘルスケア研究開発G)

「ペルー産のマカが約30年間の日本での系統選抜で最強野菜に!」
萩原 章史 (株式会社食文化代表取締役)

「サプリメント「効年」による男性更年期症状の改善効果」
坪川 雅哉 (株式会社ファンケル総合研究所ヘルスサイエンス研究センター)

「マンゴスチンエキスの抗糖化作用」
前嶋 一宏 (日本新薬株式会社機能食品カンパニー食品開発研究所) 

「タマネギ含流アミノ酸摂取による男性更年期症状改善効果」
稲川 裕人 (日清ファルマ株式会社ヘルスケア事業部)

「Men's Health のための腸活」
金谷 忠 (森下仁丹株式会社ヘルスケア事業本部ヘルスケア研究開発部)

 

17:50~18:00

閉会挨拶

 


第 2 会場(イノベーションホール)

 

9:00~10:00 (共催:グラクソ・スミスクライン株式会社)

シンポジウム 8「LUTS/BPH 2018」

日本医師会生涯教育単位「65 排尿障害(尿失禁・排尿困難) 1 単位」
座長 小川 良雄(昭和大学医学部泌尿器科教室)

SY8-1 前立腺肥大症治療の進歩
舛森 直哉(札幌医科大学泌尿器科学講座)
前立腺肥大症に対する薬物治療と外科治療の歴史と展望について概説します。

SY8-2 夜間頻尿の診断と治療
藤本 清秀(奈良県立医科大学泌尿器科学教室)
「夜間頻尿診療ガイドライン」が 2009 年に発刊され、夜間頻尿の診断と治療 が体系化されたが、夜間頻尿は夜間多尿、膀胱蓄尿障害あるいは睡眠障害など 複数の要因が複合的に絡み合うため、診断は可能でも治療に難渋することは少 なくない。本講演では、既存のガイドライン上のエビデンスに新たな知見を補 足し、夜間頻尿の診療に資する情報を提供したい。

 

10:10~11:40 (共催:久光製薬株式会社)

シンポジウム 9「筋肉・エクササイズ」

日本医師会生涯教育単位「82 生活習慣 1.5 単位」
座長 小川 純人(東京大学大学院医学系研究科加齢医学)
杉田 正明(日本体育大学体育学部)

SY9-1 ボディービルダーにおけるテストステロンやその他のステロイド使用及び入手方法: 現状調査
Julius Fink(順天堂大学大学院医学研究科代謝内分泌内科学)
アナボリックステロイドは様々な疾病の治療において使われているが容姿改善 目的で筋肉を増強させ体脂肪を減らしたい使用者も少なくない。一方処方によ る薬物であるため後者の目的では合法的な入手は困難であるためヤミ市場で購 入する使用者が多い。我々はボディービルの世界に入りアナボリックステロイ ドの入手又は使用方法を調査してきた。

SY9-2 運動ストレス性低テストステロン症 Excises Stress Low Testosterone Symptoms (ESLT)
奥井 伸雄(よこすか女性泌尿器科・泌尿器科クリニック)
今回のセミナーは、私たちの研究したテーマ運動とテストステロンです。『月間 200km以上走るとテストステロンが下がる』というトピックス名で、新聞・雑 誌・インターネットで取り上げられ、この2,3年は、多くの方に注目されま した。さまざまな声がインターネットで寄せられましたが、性ホルモンとスポ ーツの関係について、さまざまな角度からご紹介します。

SY9-3 持久性競技男性選手の男性ホルモン値の意味
鳥居 俊(早稲田大学スポーツ科学部学術院)
持久性競技(長距離走)男性選手における男性ホルモン値の意味について、演 者の経験をもとに報告する。

 

11:50~12:50 (共催:株式会社ツムラ)

ランチョンセミナー4

日本医師会生涯教育単位「83 相補・代替医療(漢方医療を含む) 1 単位」
座長 武井実根雄(原三信病院泌尿器科)


「オキシトシンと漢方薬~健康寿命を考える~」

前島 裕子(福島県立医科大学病態制御薬理医学講座)
近年オキシトシンは自閉症、うつなどを含む精神疾患の改善効果において注目 されている。当然、更年期におけるストレスや不安、緊張などの精神的な症状 に関与している可能性は否定できない。そんな中、漢方薬である加味帰脾湯は ストレスによる不安や緊張を和らげる効能があることが知られている。本セミ ナーではオキシトシンと健康寿命に関する最新の話題、およびオキシトシンと 加味帰脾湯に関する最新のデータをご紹介したい。

 

14:45~16:15

ワークショップ「私たちは男性をこう治している」

座長 佐々木春明(昭和大学藤が丘病院泌尿器科) 永尾 光一(東邦大学泌尿器科)

WS-1 低用量 PDE5 阻害薬連日投与による副次効果が得られた 1 例
佐々木春明(昭和大学藤が丘病院泌尿器科)
PDE5 阻害薬は、ED 治療の第一選択治療法として広く受け入れられている。 一方、低用量 PDE5 阻害薬は前立腺肥大症に対して連日投与が認められている。 今回、われわれは LOH 症状を主訴に来院した症例に対して、低用量 PDE5 阻 害薬を連日投与して、LOH 症状のみならず、勃起機能および動脈硬化の指標で ある PWV が改善した症例を紹介する。

WS-2 LOH 症候群/男性更年期障害の総合的治療
佐藤 嘉一(医療法人社団三樹会病院)
多くの 40 歳代 50 歳代の働き盛りの世代が、易疲労感・抑うつ症状を訴え外来 を受診する。これらの症例では、テストステロン値の低下のみならず、ストレ ス、生活習慣病なども症状に関与しているものと思われる。LOH 症候群という よりは Loss of Vigor and Energy(LOVE)症候群としてとらえ、TRT PDE5 阻 害薬や精神科的治療も加えたより広い観点からの総合的治療が必要と考えている。

WS-3 慢性前立腺炎に伴う疼痛の治療困難例への解決方法
鳥居 毅(横浜東口鳥居クリニック)
慢性前立腺炎は決定的な治療法がないという固定観念をまずとることが先決で ある。慢性疼痛を治療する専門的立場にあるペインクリニックの医師は、難治 性疼痛は 3 種の疼痛が複雑に絡んで形成されていると考えている。この 3 種の 疼痛のからくりを理解し治療すれば、疼痛から解放される患者様は増えるだろ う。その結果として、患者様の喜ぶ顔を見るのは医者冥利につきる。是非、疼 痛について発想の転換をはかろうではありませんか。

WS-4 うつ病が男性更年期障害かの診断に迷い、両者の治療を同時に行った一例
満岡 孝雄(医療法人社団 満岡内科循環器クリニック)
男性更年期障害における主訴はうつと ED である。自殺念慮を伴ううつには、 ART だけで経過を見てよいものか、判断に迷う例もある。そのような 1 例を提 示し、第一線での男性更年期障害治療の実際をご紹介する。また、保険診療か 自費診療かによって自己負担も大きく異なってくる。エナルモンデポー250mg の薬価は約 1800 円、輸入した 5%テストステロンゲルは約 25000 円である。 男性更年期障害診療に関わる費用についても話題を提供したい。

WS-5 都内 ED/AGA 専門クリニックにおける ED 患者の疫学調査 -1307 症例からのリスクファ クターの検討とリスク管理-
加藤 淳(イースト駅前クリニック新橋院)
本邦における ED 患者の疫学的調査は主に企業健診・泌尿器科中心に報告され ているが、当院のような東京都内(港区新橋)の自由診療下の ED(AGA)専門ク リニックからの報告は少ない。今回、2018 年 1 月から 3 月末までの約 3 ヶ月 間に ED を主訴に来院された約 1300 症例の問診票・電子カルテから、年齢分 布、基礎疾患(主に高血圧症、高脂血症、糖尿病等)、喫煙・飲酒等を調査し ED 患者のリスクファクター等の疫学的検討を行ったので報告する。

WS-6 男性更年期障害による性機能低下に対して TENGA 製品を使用した治療経験
福元 和彦(福元メンズヘルスクリニック)
LOH 症候群の治療意義はアンドロゲンの補充による QOL の高い生活を維持す ることを目的としている。しかしながらアンドロゲン補充療法(ART)のみで 高い QOL を維持できない場合もある。特に性機能の満足度を高めるためには パートナーとの関係性が非常に重要となる。そこで当院では治療のオプション として TENGA の利用を勧めて満足度を高める治療を行っているので報告する。

WS-7 排尿後尿滴下に関する一考察
三股 浩光(大分大学医学部腎泌尿器外科学講座)
ちょい漏れオヤジの解決法 排尿後尿滴下は尿道内の残尿が原因と考えられており、排尿後に尿道をミルキ ングして尿を出し切るよう指導されることが多い。しかし、時に排尿後尿滴下 はズボンを濡らすことがあり、尿失禁に匹敵する症状であり、尿道のミルキン グだけでは対策が不十分である。本ワークショップでは、排尿後尿滴下の機序 を推察し、その対策法を提案する。

WS-8 LOH 症候群を呈した男性摂食障害患者に ART を行った症例
富田 吉敏(国立精神神経医療研究センター病院総合内科部心療内科)
具体的な症例の提示と共に、他の病態によるフリーテストステロン低値の症例を取り上げて比較する予定である。

WS-9 男性C型慢性肝疾患患者におけるfree androgen indexの有用性について
樋本 尚志(香川県立保健医療大学臨床検査学科)
testosterone (T) の大部分はsex hormone-binging globulin (SHBG) と結合しており,遊離型Tのみ標的細胞の膜を通過する。男性C型慢性肝疾患 (CLD-C) 患者における血清T値は肝線維化と相関するとの報告がある。また,血清SHBG値は肝硬変で上昇する一方,2型糖尿病で低値を示すことが明らかとなっている。今回,男性CLD-C患者における遊離型T値と肝線維化,肝脂肪化またはインスリン抵抗性との関連を解析した。

 

 

16:20~17:50(共催:ハルテック株式会社)

レーザー特別企画「世界の最新メンズヘルス治療とその舞台裏(毛髪・美容・ED・尿失禁&More)~世界の潮流に乗り遅れるな!~」

座長 奥井 伸雄(医療法人ウロギネネット)

LSP1 男はキレイで一生現役
田中 優子(田中病院)

LSP2 ロングパルスEr:YAGレーザーを用いた女性器治療の効果について ~女性医療から男性医療へ~
満行みどり(みどり美容クリニック・広尾)

LSP3-1 非アブレーション型ロングパルス・Er:YAGレーザー膣照射による女性LUTSの改善
LSP3-2 非アブレーション型ロングパルス・Er:YAGレーザー照射とメンズヘルス医学の改善
奥井 伸雄(医療法人ウロギネネット)

LSP4 前立腺手術後の尿失禁治療:ロングパルスEr:YAG LASERによるTU-LTの試み
桑原 勝孝(医療法人社団長尽会長久保病院)

医療法人ウロギネネットの奥井伸雄先生がナビゲーター(座長)になり、医療工学、皮膚科学、婦人科学、性医学者らが、成果を出してきた泌尿器科分野(男性尿失禁・ED・前立腺痛)の最新治療他、最新のレーザー装置や再生医療を使用した発毛・男性美容・イビキ治療などについて世界の最新事情とそのテクノロジーの舞台裏をお届けします。切る治療から生かす治療へ今まさにターニングポイントを迎えるメンズヘルス治療。今後日本でも始まる臨床研究についてもご紹介します。
第二部では、育毛ライブデモンストレーションもご覧いただきます。


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